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「言葉の手、楽器の手」[LIVE"RING BELLS"2]その2

8月。
僕は10月に行う個展の準備をしていました。
今回の個展はすべての作品を会場で描くというもので、
会場の壁に段ボールのキャンバスを敷き詰め、そこに僕が一人で描いたり、来場者と一緒に描いたり。
期間中にミュージシャンとのセッションライブペインティングもやりたいなぁと思い、
僕が今、一番セッションしたいミュージシャン、パーカッショニストの山北健一さんにお願いできたらなぁと思いました。
山北さんとは以前にも2度ほど数人のミュージシャンを交えてのセッションしているんですが、一度、2人でやってみたかったんです。
山北さんは快く出演を受けてくれました。


山北さんの手の動きや綴られるビート、、、本当にすごい。
いくつもの太鼓を同時に操り、時には目にも止まらぬ早さで複雑なビートを刻み、
まるでメロディーがあるかのように表情豊かな世界を作っていきます。
ここで僕は思いつきました

  手は言葉にもなるけど、楽器にもなるってことを
  大宮ろう学校の子達にも見せたい

しかし、、個展へのゲスト出演をお願いしたばかりなんで、、、ちょっと頼み難かったんですが
思い切って頼んでみました。
すると、、、「ぜひ、やりましょう」と、あっさりオッケー。

これでロックフラダンスパーカッションというバラエティに富んだ出演者が決まりました。
しかも大好きなアーティスト2組に僕もはじめて生で見るフラダンス。
ちょっと想像しただけでもすごく面白い組み合わせです。
僕はなんだかワクワクしてきました。

[LIVE"RING BELLS"]で子供達に経験させたい事は、
いろんな形で表現している人を自分の目で見るという事。
聞こえる聞こえないに関係なく人が集まり、みんなで“思い”を共有するという事。
手話や言葉という表現の”方法”ではなく、人と人とが“心”で繋がりあう事。

この経験を通して、子供達がいつか自分の気持ちを表現したくなった時に
“何が出来ないのか”ではなく、“何が出来るのか”を考えるヒントになったらいい。
子供達が将来、社会に出て“聞こえる聞こえない”の壁にぶつかった時、
あるいは独り立ちした朝、孤独の闇にうつむいてしまった時、
みんなと一緒に心を躍らせ、瞬間でも心を重ね、体全身を振るわせた笑顔を思い出して欲しい。
そう思ってます。


2006-12-04 09:18  nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

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コメント 1

大宮のN

[LIVE"RING BELLS"]で子供達に経験させたい事・・・のくだり、何度も何度も繰り返し読んでしまいました。あの瞬間の胸の高鳴り、いろんなことをしている人がいるのに一体化したあの空間はなんなのだろう、と、自分でもなかなか言葉にできなくて、もどかしく思っていました。今までの既成概念に無いことで、やってみるまでどうなるか想像が付かないから、人に上手く説明できない。実際その場で体験しても、言葉にしようとするとやっぱりできない。でもこれは絶対にすごく価値のある貴重な経験だ、と感じる自分の思いが強く後押しされた気がしました。柔らかく瑞々しい感性や自由な表現力を育てるのは大切なことなのに、学校教育はとかく逆の方向に行こうとする。私は社会情勢等の話題は苦手なのだけれど、このライブペインティングみたいな活動はろう学校のみならず、今の子どもたちにすごく必要なことなのではないか、と真剣に考えています。キーワードは「共有」!学校は楽しくなきゃ!いじめっ子もいじめられっ子も一緒に感動を共有できることが大事なのだと思います。
by 大宮のN (2006-12-05 23:58) 

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